正しい結束バンドの使い方
2019年4月18日 lanケーブルの通信速度と伝送帯域(MHz)の関係

lanケーブルの通信速度と伝送帯域(MHz)の関係

無線WiFiと比較した場合のlanケーブルの大きなメリットは、通信速度が大きいことです。

遠距離でも高速通信が可能で、回線によっては1Gbpsを超える高速通信も対応しています。通信速度を決めるのは、ケーブルの規格(CAT)です。カテゴリが大きくなると使用可能な周波数が大きくなるので、短時間で非常に多くの情報を伝送することができます。lanケーブルは4対(8本)の導線が使用されていて、0と1の信号が伝送されることで送受信が行われる仕組みになっています。

0と1の信号はスイッチのオンとオフによって伝えられ、1秒間に伝送が可能な信号の数を周波数と呼びます。周波数が大きい方がより多くの情報を伝えることができますが、そのためには高周波に対応したlanケーブルを使用する必要があります。lanケーブルを購入する場合に、パッケージには対応している周波数が表示されています。周波数の単位はMHzで、1MHzとは1秒間に100万回の0または1の信号を伝送ができる事を意味します。

周波数ごとに通信速度の上限が決められていて、例えば100Mbpsに対応するCAT5では100MHzです。10GHzに対応するCAT7であれば、最高で600MHzまで対応しています。周波数(MHz)が高くなるとより多くの情報を短時間で伝送することができるようになりますが、ノイズに弱くなるというデメリットがあります。そのため、高周波に対応したlanケーブルはノイズ対策のシールドが施されている製品が多いです。

Tagged on:

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *