正しい結束バンドの使い方
2019年8月6日 配線ダクト利用場所で電源と容量によるラインアップ

配線ダクト利用場所で電源と容量によるラインアップ

天井用の配線ダクトは、電源の種類と容量に合わせて数タイプがラインアップされています。

学校や事務所の中など小規模な空間を照らしたいのなら、単相電源を1回線取り出せるタイプがおすすめです。実験室などの負荷が大きいことが予想される場所では、3相対応なら1回線・単相なら2回線電源を取り出せれば便利に配線ダクトを使用することができます。工場など大がかりな装置を有している場合は、3相と単相の電源を同時に取り出せる多機能配線ダクトが機能アップに最適になります。

動力を動かす機能が必要であれば3相または単相3線がある、専門の動力用電源が取り出せる高容量の配線ダクトがおすすめです。取り扱う機械や照明に合わせた機種を選ぶ必要があるのです。機能を最大限に利用するためにはラインアップを参考にして、電源がいくつ必要で電軌の容量が足りているかを把握しておく必要があるのです。

このように多機能な電源と容量にマッチできるように配線ダクトはラインアップされているので、使用する設備や機械に合わせた形で選択できる商品です。施工にあたっては電気工事士の資格を有する技術者が、安全に考慮して設置工事をすることが必要になります。一般屋内に設置するタイプでは、湿気がある場所・振動のある場所・雨が吹き込んでくるような場所や腐食性のガスが発生する場所・油脂が上がってくる場所・ヒーターの上部などの熱の被害を受ける場所での使用を行うことはできないのです。

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