正しい結束バンドの使い方
2019年8月21日 配線ダクトの主な用途

配線ダクトの主な用途

配線ダクトはその名の通り、配線を通す為の敷設資材で、ケーブル類などの経路を確保する目的があります。

主要な用途は配線ですが、同時にケーブルの被覆を保護したり、管理しやすくまとめるといった使い方もします。配線ダクトの素材は様々ですが、一般には耐久性のあるプラスチックを採用して、衝撃などに備えられるようになっています。この為、人やイスのキャスターが行き来するオフィスでは、ケーブルを保護しながら配線する用途で使用される傾向です。更に、配線ダクトは散らばりやすいケーブルを束ねて管理する、そういう用途でも真価を発揮します。

サーバールームのような場所では、電源や通信用のケーブルが何本も必要になるので、何も考えずに敷設すると見た目が汚くなります。単なる見た目だけでなく、どのケーブルが何処に繋がっているか、それが分かりにくくなるデメリットもあります。束ねたりタグをつける方法もありますが、大まかに管理する目的なら、配線ダクトが用途にマッチします。

しかも、視界から遠ざけることができるので、室内の印象がポジティブに変わります。配線ダクトの性質上、ケーブルは周囲の環境から保護されて、埃の付着が避けられるのも魅力です。天井にケーブルを敷設する時は、定期的なメンテナンスが難しくなることから、汚れを防ぐ用途でも活用されます。おまけにネズミに齧られにくくなったり、万が一火が出ても燃え広がらなくなるなど、メリットばかりです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *