正しい結束バンドの使い方
2019年9月21日 コード・ケーブルを収納して保護する配線ダクト

コード・ケーブルを収納して保護する配線ダクト

配線ダクトはコードやケーブルなど各種配線をひとまとめに収納するもので、ダメージを受けると切れたりする細い配線を守る役割があります。

また配線ダクト本体の素材にもよりますが、熱からも守る機能がありますので、ケーブル表面のビニール被覆の損傷も防ぐ役目も持っています。何やら工場専用の部品ではないかと思われますが、家庭に設置しても当然同様の役目を果たしますので、便利に活用できる部品です。例えば多くの家電品は電源コードがあり、製品によっては通信のやりとりをする細いケーブルがあります。これらを部屋の片隅に設置した配線ダクト内に収納すると、コードはもとより、引っ掛けたりして起きる家電品本体へのダメージも発生しません。

近年は通信系に高速化が求められるため、インターネットのモデムなどファイバーケーブルなどダメージを受けやすいものが用いられていることが多く、このようなものにも配線ダクトは有効です。テレビ関係だとアンテナ線やDVDプレイヤー・レコーダーなどの煩雑になりがちな配線類を収納しても便利に使えます。家庭用配線ダクトの種類は数多く、樹脂製、アルミ・ステンレスなど使用用途に応じたものを選択できます。

樹脂製のものなら馴染む特徴があったり、長さのあるものをカットして50cmなどで使用できる利便性もありますので設置がしやすく、金属製のものなら放熱性や堅牢性があり、より収納した配線の高い保護機能が期待できます。どの素材で製作されたものでも共通して途中に引き出し窓が設けられ、途中から配線を引き出せたり放熱性を高め、安全に使用できる工夫がしてあります。

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