正しい結束バンドの使い方
2019年6月9日 lanケーブル それぞれの観点によるタイプ分けと特徴

lanケーブル それぞれの観点によるタイプ分けと特徴

「lanケーブル」は、家庭や会社内でのネットワーク(lanローカルエリアネットワーク)の構築に必要なケーブルです。

「ストレート」と「クロス」の2つのタイプがあり、以前は用途による使い分けが必要でした(パソコン同士をつなげるときはクロスケーブル、というように)。しかし、パソコンやルーターなど大半の機器が「タイプを自動で判別し調整する機能」を塔載するようになった現在では、それほど気にする必要はありません。このほかにもlanケーブルは、それぞれの条件によっていくつかのタイプに分けられます。そのひとつが、適合する規格や対応する速度による分類「カテゴリ」です。2019年現在一般的なのは、CAT(カテゴリ)5・CAT5e・CAT6・CAT6e・CAT7で、数字が大きいほど通信は高速になります。

注意したいのはCAT5。対応する通信速度が100Mbpsなため、光回線に使用すると逆に速度の低下をまねいてしまいます。CAT6・CAT6eなら光回線の性能を十分に発揮させられ、快適なネット環境を得ることができます。今後のさらなる回線高速化をみすえてCAT7、という選択も良いでしょう。lanケーブルの形状から「スタンダード型」「フラット型」「スリム型」の3つのタイプに分けることもできます。スタンダード型は一番ノイズに強いとされていますが、ほかの形状より曲げにくいため狭い場所では扱いにくいです。

長距離の配線に向いています。フラット型は薄さが1.4ミリ。この特徴から、カーペットやドアの下などを通す際に重宝されます。ただ、スタンダード型に比べて引っ張り強度が劣るのが難点です。ケーブルの直径3.8ミリのスリム型は、比較的柔らかく狭い場所でも配線しやすい利点があります。見た目もそれほど損ないません。ただしフラット型同様、引っ張り強度で劣ります。

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