正しい結束バンドの使い方
2019年7月21日 lanケーブルの仕様と特徴について

lanケーブルの仕様と特徴について

タブレット端末やスマートフォンの普及と光ファイバー網の整備や携帯電話サービス業者間競争の過熱化で、高速なブロードバンドのインターネット環境が、安価に利用できるようになりました。

接続方法やケーブルの性能から、仕様をいくつかに分けることが可能です。ブロードルーターとの接続では、無線とlanケーブルを用いた有線接続の二つの手法があります。スマートフォンやタブレット端末やノートPCは無線で、デスクトップPCは有線で接続される事例が多いです。無線であっても、RC造の建物や広い家屋では、電波を隅々にまで広げるために中継器やアクセスポイントを追加設置し、機器の間をlanケーブルで結びます。また、無線と異なり有線では傍受される恐れがない上に安定した送受信が期待できますが、デバイスを移動しての利用には有線は向いていません。

伝送情報量によってもlanケーブルは仕様が分けられていて、大きな容量のデーターの伝送にはカテゴリー5E以上が推奨されています。ノイズ対策の仕様による分類ではSTPとUTPに分けることができます。ケーブルにシールド線を追加することによって、通信線を電磁遮蔽しているのがSTPケーブルであり、接地線の接続が必要にはなりますがノイズ混入にはとても強くなります。STPケーブルはカテゴリー6以上で採用されています。

8本の電線を1対ごとによりあわせたのがUTPケーブルであり、ツイストすることで外部からのノイズの混入を抑制させることができる上に、導入費用が安いのも特徴です。接続方法や伝送量や接続機器などの条件を定めた上で、どの接続方式を用いてどのケーブルを採用するのかについては、イニシャルコストや施工のしやすさやノイズ対策の必要性の有無から総合的な判断をすることが求められます。

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