どこのご家庭でもDVDレコーダーやテレビ・ステレオなど、10種類以上の家電をお持ちでしょう。
これらは使用する時だけ電源ケーブルをコンセントにつなげば、床にケーブルが散乱することがなく見栄えも良くなります。しかし実際は使用頻度が高い家電ほど、常にコンセントに繋ぎっぱなしになるため部屋中にケーブルが散らかってしまうものです。この問題を解決するための役立つのが、配線ダクトです。配線ダクトを設置する際、既存の住宅に新たに設けるには外付け工法で取り付けることになります。壁と同じ色のダクトであれば外付けでも目立ちにくいのですがダクトは白・黒・茶の3色しかなく、壁の色と合わない場合はあとで塗装をして目立たないようにすることになります。
塗装だけであれば女性でも比較的簡単に行えるので、配線ダクトの取り付け工事が終わったあとに挑戦してみるのもいいでしょう。配線ダクトの塗装に用いる塗料は、アクリル系が理想的です。その理由は、ダクト内に数本の電源ケーブルが備わるので熱に対して耐久性がある塗料の方が劣化を防ぐことができるからです。
またシリコン樹脂だとダクト内の熱を逃せなくなり、高温になって発火する恐れもあります。アクリル系であれば無臭で室内でも使用しやすく、速乾性もあって扱いやすいのも魅力です。壁の色と同じ塗料で塗り、2回上塗りをすれば綺麗に完成させられます。壁と同じ色を用いれば配線ダクトが目立たなくなり、美観を損なう心配もありません。