正しい結束バンドの使い方
2019年6月3日 断線防止をするためにlanケーブルに用いるものとは

断線防止をするためにlanケーブルに用いるものとは

パソコンが一般家庭に広く普及して早20年が経過しようとしています。

ADSL回線から高速通信を可能にした光回線へと切り替わりましたが、ご家庭でモデムからパソコンにネットワーク接続をする際は今も昔もlanケーブルのままです。世界共通規格であり、回線の種類に関係なく一定速度の信号を送ることが可能でこれ以上の製品はないということでしょう。しかし、万能なように見えてもlanケーブルには1つ弱点があります。それは断線しやすいというところで、折れ曲がったり上から重量が加わるだけで中のグラスファイバーが使いものにならなくなるほどです。

lanケーブルはグラスファイバーによる光の乱反射で通信信号を受信・送信しています。繊細な素材で出来ているので取り扱いには十分に注意をしたいものですが、離れた部屋にネットワーク機器がある場合はどうしても家具等の下敷きになったり折れ曲がってしまうものです。そこで、断線防止に役立つアイテムが「シールドカバー」で家電量販店やネット通販で約1000円ほどで購入することが出来ます。

「シールドカバー」は本来、家電が発する電磁波からlanケーブルを守りノイズ干渉を防ぐ目的で販売されていました。ところが、銅線を網目状にしたカバーで耐久性にも長けていることがわかり、今では断線防止も兼ねた製品として取り扱われています。lanケーブルを長い状態で用いている場合は、断線防止対策で「シールドカバー」を取り付けておくのが望ましいといえます。
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